4人子育て中看護師ジブの妊娠出産のお話⑤妊娠の成立過程について

こんにちわ!ジブです。
今日は、妊娠の成立過程について書いていきたいと思います!

妊娠の成立、どんな風に行われるのか知っていますか?

妊娠に気づく頃には、身体の中でものすごくたくさんのことが起こっています。

受精後、細胞分裂を繰り返しながら受精卵は子宮の中に着床します。

その後、子宮の中の膜と卵から胎盤が作られます。
その胎盤の組織から分泌されるのがhCGと言われるホルモン。
ヒト絨毛性ゴナドトロピンです。

妊娠検査薬に反応するのがこのホルモンです。
このホルモンが尿中に検出されるのが生理の予定日前後、妊娠週数でいうと4週頃にあたります。

しかし、この状態の時はまだ化学妊娠といい、妊娠が成立したとは言えません。

妊娠が成立したと言えるのは、超音波(下からの)で子宮内に胎嚢を確認できてはじめて妊娠が成立したと言えます。

胎嚢は一般的に妊娠5週頃(生理予定日から1週間後くらい)確認されますが、検査薬で陽性反応が出ても、胎嚢が確認されない場合は子宮外妊娠や化学流産を疑います。

正常妊娠なのか?判断するためにも生理予定日から1週間から10日頃に最初の受診をしたらいいかと思います^ ^


✳︎写真はイメージ画像です。笑

妊娠成立過程の主なできごと

妊娠0週から妊娠8週までの身体の変化、出来事はこんな感じです。

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妊娠0週→月経開始

妊娠2週→排卵・受精

妊娠3週→着床

妊娠4週→検査薬で妊娠反応陽性

妊娠5週→経膣エコーにて胎嚢が見えるようになる。見えない場合は経過観察。

妊娠6週→胎芽(赤ちゃん)、胎児心拍を検出できるようになる。

妊娠7週→頭と体の区別が可能になる。

妊娠8週→胎動が観察できる。

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妊娠初期の身体はこんな感じで変化していきます。
ママには症状はあまりない時期ではありますが、身体の中では大きな変化がたくさんあります。

化学流産と流産について

妊娠には流産のリスクがつきもので、その確率は15%程度と言われています。
年齢などにより、その確率も上昇していきます。

化学流産とは、妊娠4週(生理予定日頃)頃の流産をいいます。
少し生理が遅れたり、いつもより重い時はもしかすると化学流産だったかもしれません。
妊娠に気づかないうちに化学流産している場合もあります。

流産は、病院で妊娠成立と言われた後に起こることを言います。

7〜8週を過ぎれば流産の確率は1%になると言われていますが、心拍確認後に流産になってしまうケースもあります。
初期の流産の原因は、染色体異常が大半を占めています。

ママが原因なことはほぼありません。
受精した瞬間にその運命は決まっていると言われています。

赤ちゃんが産まれるのって奇跡です

受精から妊娠成立まででも、こんなにもたくさんの過程を経て無事出産に至ります。
妊娠もですが、赤ちゃんが産まれるのって本当に奇跡ですよね。

毎日騒がしい我が家の4人の子供達も、本当に無事産まれて来てくれてよかったなーと思います。

今日は怒るのをやめよう。笑


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